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室町時代の日明外交と能狂言

室町時代の日明外交と能狂言

著: 西原大輔
出版社: 笠間書院

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税込価格: ¥2,970

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作品情報

発行日: 2021年10月22日
ISBN: 9784305709462

258ページ

出版社からの紹介

日本の知力を試そうとやって来た、唐の詩人白楽天を描く《白楽天》、日本で捕らわれの身となった唐の人、祖慶官人の帰郷を描く《唐船》、唐から天竺へ渡ることを志し、春日の明神へ暇乞いに訪れた明恵上人と老翁とのやりとりを描く《春日龍神》…… 室町時代に成立し現代でも親しまれる演目を、当時の政治、思想、外交政策を念頭に、室町時代の日明外交と能狂言との関係について考察。今までにない新たな視点で能狂言を読み解きます。

【目 次】
はじめに
第一章 《白楽天》―華夷秩序を拒絶
第二章 《放生川》―朝鮮撃退の祝賀能
第三章 《唐船》―遣明船再開の予祝
第四章 《呉服》―外交方針転換を賛美
第五章 《善界》―混血二世の葛藤
第六章 《岩船》―日本中心型華夷観
第七章 《春日龍神》―最高聖地としての日本
第八章 狂言《唐相撲》―異国趣味の政治学
おわりに
参考文献
索引

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