テキサスにひっこしてきた小学生のトーマスくん。ある日、おなかをすかせたキツネに、おべんとうのテキサスいなりバーガーを食べさせてあげた。すると、神さまがやってきて、はねをくれた。それは頭にさすと動物の声が聞こえるふしぎなはねだった。ためしてみると、ミドリガメや犬、ハチドリ、アライグマなど、動物たちの声が聞こえてきて……。桂雀喜さんの新作落語が、あおきひろえさんの絵と文で楽しい絵童話になった!
どこか「ききみみ頭巾」を思わせるお話です。
何で舞台がテキサスなのか、無国籍なお話と関西弁が、不思議と心地よい子ども向け落語の絵本です。
おいなりバーガーが食べてみたいと思いつつ、バッファローが当たり前に登場する破天荒さに飲み込まれてしまいました。
本物を聴いてみたいけど、この語りをやってみたいと思いました。
想定外のオチが最高ですが、ネタバレ要注意。 (ヒラP21さん 70代以上・その他の方 )
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