障がいについての理解を深めてほしい。この思いから本書はまとめられました。障がい理解を深める上での最大のポイントは、まず、障がいの前に「人間に対する理解を深める」、次に、「障害は、当事者と社会との間にある」、この2点です。 従来の「障がい理解」は、障がいに関する知識や配慮事項が中心でした。本書では、それに「障がいを理解するために必要が考え方」を加え、そこに多くのページを割いています。この点が本書の特徴であり、「新しい・障がい理解ハンドブック」の「新しい」ところです。 障がい理解は、共生社会実現のためには欠かすことができません。この小さな本が「障がいに対する理解」を深め、さらには「人間や地域、社会のあるべき姿」を考えるきっかっけになれば嬉しく思います。
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