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「あたしは、関根すず。9さい!」 ゆきなとみくは、自分は9歳だと言うおばあさんに出会い、共に一日町を歩き回ることに。 後日、二人は意外な場所で彼女と再会する。残されたメッセージに込められた思いとは?
いっしょに町を歩きまわり、語り合った、忘れられない夏の一日。
おばあちゃんになった9歳のすずちゃん。入れかわったの? 入れかわってなかったの? どっちなんだろうってずっと考えていたら、一気に読み終わりました。
文字数がそれほど多くないので、本を読むのが苦手な子がパッと本を開いた時、「これなら読めそう」と思えるかも。
楽しい展開の中に散りばめられたものや風景がどんどんつながって、最後に…。
戦争をテーマにした本はたくさんありますが、こんなメッセージの伝え方が子どもにはスッと入るんじゃないかな、そう感じました。 (よし99さん 50代・じいじ・ばあば 女の子0歳)
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