日本史上最強のビジネスマン・渋沢栄一の 生き方、働き方104の教え!
農民の子として生まれながら、 尊王攘夷思想に傾倒し 城の乗っ取りを計画するも中止。 そこから一橋家の家臣となって幕臣になり、 認められてパリの博覧会へ派遣され、 明治維新後に帰国。 大蔵省の官僚になるものの 辞職して日本初の銀行の設立に尽力。 100年後のいま、 日本資本主義の父と称される渋沢栄一。
なぜ彼はこんな人生を送ることができたのか。
本書は 渋沢栄一75歳の時の講話録『至誠と努力』から その人生観や仕事観が凝縮された言葉を厳選し、 現代を生きる人たちへ向けたメッセージとして 編訳しました。
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「男としてこの世に生まれた以上は、 その体力が及ぶ限り、 その能力が働く限り、 その事情の許す限り、 できるだけ多くの大きな仕事をする――。 これに何の問題があるか。 自分のためにも社会のためにも、 もっと大きな功績を残そう! こういうのが本来の志というものだ。(略)」
「月給が少ないから これだけの仕事しかしないとか、 ボーナスをくれないから 働かないとかいうのはダメだ。 これは報酬に忠実ではあるが、 仕事に対する誠意が欠けている。(略)」
「(略) 失敗や成功というのは、 精神の安らぎを得られるか、 そうでないかにかかっている。 たとえ巨万の富を築いても、 そこから揺るぎない 心の平穏を得られないとすれば、 結局その人は失敗者だと断言していい」
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本書では生涯500を超える企業の 設立・運営に携わったといわれる 渋沢栄一の仕事論、修養論にはじまって、 金銭論では富のとらえ方、 日露戦争直後の日本の発展、 そして人生における成功と失敗など 幅広くその人生哲学を現代語訳として よみがえらせました。 幕末から明治、大正、昭和まで 激動の時代の日本を生き抜いた 渋沢栄一の言葉の数々は、 コロナ禍の令和時代を生きる 私たちを力強く励ましてくれるはずです。
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