ブルーカンガルーは、リリーのおきにいりのぬいぐるみ。ふたりは、なんでもいっしょ。 たんじょうびもね…。リリーは、自分とカンガルーのために、パーティーを開くことにしました。友だちにピンクの招待状を送り、当日になると、リリーはピンクのワンピースとカーデガンを着て、 ピンクの靴下と靴をはき、ブルーカンガルーにもピンクのリボンを結びました。 やってきた友だちは、ピンクの洋服を着て、ピンクのプレゼント。パーティーが始まると、ピンクのケーキに、 ピンクのビスケットに、ピンクのゼリー。「このなかで青いのは、ぼくだけだ」とブルーカンガルーは思いました。 そして・・・・・・。おちゃめなリリーと、心やさしくけなげなブルーカンガルーの、 あたたかいユーモアにみちた人気シリーズ。7冊めの本書で、ひとまずお別れです。
このシリーズは、リリーと、お気に入りのぬいぐるみ、
ブルーカンガルーのお話です。
真っ青なブルーカンガルーは、リリーと一緒に
お誕生日をむかえます。
そのお誕生会ときたら、ぜーんぶピンクのもので
かこまれています。
飾りつけも、食べ物も、プレゼントも!!
だんだんと居心地の悪くなったブルーカンガルーは・・・。
ブルーカンガルーのせつない気持ちがつたわってkる
とってもかわいらしいお話です。
そしてリリーの優しさも。
読んでいてほっこりとできる、あたたかい絵本でした。 (スケボウさん 40代・ママ 女の子9歳)
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