★ 演じ方・言葉かけ例を載せているから マジック初心者でもすぐできる!
★ 介護・福祉の現場で使える。
★ 場面に合わせた「40」の レクリエーションを収録。
*指先の運動につながる「参加型マジック」 *会話をたのしむ「コミュニケーションマジック」 *イベントで盛り上がる「パーティーマジック」
◇◆◇ マジック監修者からのコメント ◇◆◇
介護の現場の方にうかがうと、 高齢者が参加して喜ばれる レクリエーションはダンスや体操、 そして鑑賞して喜ばれるのが歌とマジックだそうです。 歌の場合は「演歌」や「民謡」、「歌謡曲」「ジャズ」 「シャンソン」など好き嫌いが分かれますが、 マジックが嫌いという方はあまり見かけません。
普通の生活の中では有り得ないことや、 不思議な現象にワクワクするのだそうです。 見ている方の中には、BGMに合わせて 手拍子をしてくれる人もいます。 若者よりもはるかに楽しみ方を知っています。 ただし、これも見せ方ひとつで大きく違ってきます。
ポイントは… * 実演するときは言葉かけで参加意識を促す * マジックを高齢者の皆さんと楽しむ気持ちで * 高齢者の皆さんに分かりやすいマジックを * 目的・参加者に合わせてレクリエーションを 組み立てる
本書ではそういったマジックを選びました。 使う道具も、日用品や100円ショップ等で 簡単に安価に手に入るものばかりです。 また本書では、すべてのマジックにセリフがついていますが、 これをそのまま話すのではなく、 書いてあるセリフを参考にして 自分らしい言葉に置き換えてください。 台本通りのセリフでは、 見ている方に気持ちが伝わりません。 おもしろおかしく、 見ている方に楽しんでもらおうという気持ちで話してください。
プロのマジシャンになるわけではないので、 無理に上手に見せようとする必要はありません。 万が一失敗してしまっても、 それで見ている方が喜んでくれれば 結果オーライです。
マジシャンではなくエンターテイナーになって 不思議さよりも楽しさを伝えられるようになってください。
沢 しんや
※ 本書は2019年発行の 『高齢者に喜ばれる「マジック」レクリエーション 現場で使える手品ネタ&実演のコツ』 を元に内容の確認、加筆・修正、 書名・装丁を変更して新たに発行したものです。
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