ぼくの母さんは、大きな会社でロボットの研究をしている。頭はとってもいいんだけど、家事はまるっきりダメ。ぼくは、母さんのたび重なる失敗に、ついに怒りが大ばくはつ! すると、母さんは、家事をするロボママをつくり……。
天才科学者だけど家事はダメダメ、そんなママの度重なる
失敗に、とうとう息子の勘忍袋の緒が切れます。
怒りが爆発した息子に「あなたは私のこと、何だと思ってる
の?ロボット?」と言い返した時、ママは閃くのです。
代わりに家事をしてくれるロボママを作ればと。
この児童書、古本屋で見つけた掘り出し物ですが、娘は読ん
だ後に「思ってたより面白かった」と、わざわざ本を持って
きて、どこが面白かったかを説明してくれるぐらい心に残っ
たようです。
ロボママのすごいきっちりしてる所が面白いと言ってページ
をめくり、生身のジェイムスからただのジェイムスに変わっ
た所、スネリングさんの「おろしてちょうだい!」のエピソ
ード等、気に入った場面をいくつか読んでくれました。
ユーモアにあふれる内容で、時折入る挿絵も面白くて読みや
すいおすすめの作品です。
お気に入りの場面
娘:ロボママのすごいきっちりしてる所
息子:ロボママとの楽しいやり取り
僕:ユーモアにあふれ、心温まるストーリー (四パパさん 30代・パパ 女の子9歳、男の子7歳)
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