事件を解決するのは、子どもたち。 大人顔負けの推理で真犯人を追いつめる、名作短編推理小説シリーズ第2巻!
正樹の両親は、1年半前に離婚した。人気作家の母は忙しく、家をあけることも多いが、 母と祖母と三人暮らしにも慣れてきた。しかし、そこに思いがけない事件が……。 表題作「花は夜散る」他、「あの人はいずこの空に」「老人連盟」「盗まれたひな祭り」の全4編収録。
仁木悦子は、「日本のアガサ・クリスティー」と呼ばれた1928年生まれの作家です。 第3回江戸川乱歩賞に輝いた『猫は知っていた』、第34回日本推理作家協会賞短編部門受賞作『赤い猫』などが有名です。 各巻4編、選りすぐりの全12編。どの作品も、普通の子が知恵と勇気で事件を解決! はらはらドキドキのあとに、さわやかな読後感が待っています!
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