料理勝負から始まった戦いの末、波の尖兵の正体を掴んだ盾の勇者、尚文。 尚文に好意を抱いている魔竜の案内で、かつて魔竜が治めていた大陸の城へ向かうことに。 彼らは城内で、宝探しの冒険者を装った小物に襲いかかられるも問題なく撃退。 しかし、その時に起こったあることが原因で、尚文はセインの姉やヴィッチたちと対峙することになってしまう。 不正に聖武器や眷属器を所持している者共を前に、魔竜は尚文にある助言をする。 それは、憤怒の力を使えというもので――!? 「知らん! 俺は決めたんだ。もう怒りに……憤怒の力に頼らないと」 怒りを強制開放された尚文は!? 異世界成り上がりファンタジー第十九弾、ここに登場!!
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