子どもの本音を受けとめ、抱きしめる絵本
子どもの登園しぶりや、突然のかんしゃく。そのきっかけは思いもよらぬところにあるものです。 本書は、幼稚園への行きしぶりをみせる「すうちゃん」が主人公。 すうちゃんは、繊細で敏感、感受性の強い女の子です。 どんなことが嫌なのか、不安になるのか、どうすると心が楽になるのか、すうちゃんの本音を丁寧にすくいとって描かれています。 子どもの本当の気持ちに気づき、受けとめて、「あなたのことが大好きだよ」と抱きしめてあげたくなる絵本です。
【編集担当からのおすすめ情報】 著者のHSC気質の子を育てた体験や想いがつまった、優しい癒やしの絵本です。 自分の気持ちをうまく伝える言葉をまだもたない幼い子は、泣いたり、怒ったりすることで何かを伝えようとしています。 この絵本には、HSC気質かどうかに関わらず、集団生活での不安感や適応のしづらさなど、多くの子ども達がどこかで少しずつ経験している感情が描かれています。 最後は温かい気持ちで本を閉じることができる絵本ですので、親子のコミュニケーションツールとしてもおすすめです。
とても癒される、心和むお話でした。
幼稚園に通うような小さな子どもにも悩みがあって、それをどうすればいいのか分からない。
そんな様子が、ひしひしと伝わってきました。
そして、ママや先生等の大人たちが強制したりするのではなく優しく見守っているのが素敵です。
私は息子を見守れていたかしらと、自らの子育てを振り返るきっかけになりました。 (めむたんさん 40代・ママ 男の子22歳)
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