■活用法を中心に解説 令和元年に「学校教育の情報化の推進に関する法律」が施行されました。その後、コロナ禍でオンライン授業が広まるなど、学校でのICT活用は徐々に進み、令和4年には「学校教育情報化推進計画」が策定されています。本書は、学校やフリースクールにて無料で使用でき、高いシェアを占めるGoogle for Educationを中心に、授業と公務に役立つアプリの使い方と、それらを活用するアイデアを解説しています。 ICT活用が進む中でも、パソコンに苦手意識がある、新しいことを始める時間がないなど、導入に積極的になれない先生もいらっしゃると思います。本書は、多くの先生方に勇気を出してICT 活用の第一歩を踏み出していただきたいという思いから、誰もが少し学べば始められるICT導入事例を、著者の経験を踏まえたアドバイスをからめて解説しています。
■機能を組み合わせてより使いやすく 本書ではGoogle for Educationの基本の使い方から、各アプリを利用した授業での活用法、Kahoot! 、Flip、Scratchといった目的別のアプリを併用する方法、校務での活用まで、幅広く解説しています。 授業では、友だち同士やグループで話し合う、課題の提出や添削を行う、スライドを用いて発表する、アンケートやクイズを作成するといったアイデアを掲載。思考力・判断力・表現力を育てる授業や、主体的・対話的で深い学びの実現に役立ちます。 校務では、カレンダーの活用や、連絡フォームの作成、ToDoリストの作成、共有など、教師のはたらき方改革に役立つアイデアを満載しています。 それぞれの解説は手順を追ってていねいに行うとともに、児童への声かけや気になるポイントもこまめに掲載。安心して導入できるだけでなく、自分のクラスに合わせてアレンジして使えます。 巻末にはICT導入にまつわるよくある悩みと、その対処も掲載しています。
■特設ページから解説動画やデータが使える 紙面からだけでなく、映像でも理解できるよう、著者の作成した特設ページにて、すべての項目の解説動画を掲載しています。また、コピーして使える、便利なサンプルデータもご用意しています。
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