キミはスニーカーの一生を知っているか? 身近なモノの一生を社会科見学!
わたしたちに身近な “モノ”の一生を、ミキ(昴生、亜生)と山之内すずの3人が送る社会科見学エンターテインメント番組「ぼくドコ」が待望の書籍化。モノが生まれてから、わたしたちのもとに届き、消費されたのち、命をまっとうするまでをビジュアルたっぷりに紹介する。 たとえば、タイヤは単なるゴムの輪ではなく、中は針金だらけ。自動車の重さを支えながら高速で回転し、地面からの熱や衝撃などに耐えるだけの強さには秘密がある。前輪と後輪を取り換えて長く使われたのち、最後はバラバラに細かく刻まれ、工場や発電所の燃料として一生を終える。 本書では、工場見学パートはもちろん、そのモノに隠された「すごい」点や使い方のコツ、トリビア的知識なども網羅。モノの「来し方行く末」を知ることで、「大量生産」「大量消費」の仕組みを変えないことには、持続可能な社会は実現しないことに気づくだろう。楽しく読み進めながら、問題を自分ごととしてとらえ、その解決策を自ら考えるきっかけとなる一冊。
【タイヤの一生】 ドロドロ地獄や灼熱地獄を乗り越えて生まれた自動車タイヤの一生とは? 【大豆の一生】 初夏、畑にまかれた大豆は、さまざまな試練を乗り越えて収穫の秋を迎える 【えんぴつの一生】 練られ、焼かれ、揚げられてできた芯は軸となる木材と合体し、一人前のえんぴつになる 【牛革の一生】 食用牛を余すところなく使うべく、その皮を加工して「革」が生まれる 【かつおの一生】 熱帯の海で生まれたかつおが、かつお節として食卓に上るまでを社会科見学 【スニーカーの一生】 ゴムでできた靴底と生地がぬい合わされて完成……ではなかった! 【絵の具の一生】 カラフルな粉「顔料」が鮮やかな色の絵の具になるための3つの試練とは? 【ジーンズの一生】 白い糸が黄色に染まったり、大量の石と洗濯されたり……なぞだらけのジーンズ工場
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