中3の娘と一緒に読みました。
突然の交通事故で亡くなってしまった少年ハリーが
死者の国から地上に舞い降り 心残りを解決しようとします。
ハリーの心残りとは
お姉ちゃんとけんかして仲直りをしていなかったことです。
死というものは 大抵の場合突然やってくるものだと思います。
そう考えると 毎日を(この一瞬を)一生に一度だけのものと意識し
大切に生きなくては…と思えてきます。
娘もそう感じたようです。
特に人との関わりについては
一期一会の気持ちが大事なのだと改めて思いました。
それから ハリーを失った両親が悲しみに暮れている場面は
親としての立場から胸が締め付けられる思いで読みましが
この本を読んだ子どもにとっては
命の大切さ、尊さを
おおいに感じることが出来る部分だと思います。
また、魂の最期について このお話の結末のよう考えられたら
亡くなった人をいつでも身近に感じられそうでいいですね。
自分の魂の行き先もそうだったら嬉しいなぁとも思いました。
小学校高学年位から読めそうです。 (西の魔女さん 30代・ママ 女の子15歳、男の子11歳)
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