子ども達が大好きな探し絵本。それぞれテーマに趣向が凝らされているものが多いので どんなテーマの絵本を選ぶのか、という点も楽しみのひとつです。 そして、この絵本もまた一風変わったテーマの探し絵本。 日本のまちの中からセレクトされた7つの観光スポット。 北は札幌、そして浅草、京都、宮古島等々が、一番見応えのある季節の風景とともに描かれています。 実はその季節感こそが興味を持つ為の重要なポイントなのだ、と改めて気がつかされます。 更にそれぞれのまちの「探Q」ポイント(クイズになっている絵を探しながらまちの秘密も学べちゃう!) を知るうちに、旅に出かけて実際に確かめたくなってしまうことでしょう。 こんな風に地理を知る事と旅を楽しむ事が密接に繋がっている事が実感できれば 社会の勉強も格段に楽しくなる!? 会話がはずむ事間違いなし、の一冊です。
(磯崎園子 絵本ナビ編集長)
さあ、日本のひみつを探す旅に出よう! 遊びながら学べる探し絵本。日本のまちの絵の中から、キャラクターやきせつのひみつを探してみて! 桜のきれいなところ、海の近いところ、山の高いところ、紅葉のきれいなところ、あたたかいところ、人の多いところ、 さむいところ…まちにはきせつのひみつがいっぱい! 今まで知らなかった日本のひみつを知ることで、お子様の豊かな心が育まれます。
どちらかというと、作りは小学校中学年くらいから1人で読める内容になっています。
作者や出版社が、「日本の秘密」としてピックアップした場所が、楽しいクイズ形式で紹介されていました。
上の子が社会が好きで、こういう各地域の特色や歴史の豆知識に興味があるので、喜ぶかと思って探してきたのですが、
中3の子どもには内容が子どもっぽくて、今一だったそうです。
地域的、歴史的町の説明など、分かりやすく紹介してくれている素敵な本ですが、何よりポイント高く見てほしいのが、各ページに描かれている建物や街並みです!
作者青山さんはもともと設計士ですので、描かれている1コマの世界がとても性格で素晴らしい作品になっています。
答えのページの説明書きもよく読んでほしいです。
特に、町探険とか勉強する年頃(小学校中学年。高学年くらい)のお子さんにお薦めします。 (てんぐざるさん 40代・ママ 女の子15歳、女の子10歳)
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