わたし、藤原りんね。書道がシュミの、中学一年生。 “ふつう”になりたいと思っていたけど、友だちのことを守るために、 言葉のチカラで悪い鬼と戦う「ミコトバヅカイ」のお役目をはじめたんだ。
ひふみ学園で起きた「生徒大量気絶事件」を解決したのもつかの間―― 「紙の精」がクラスのみんなに札を貼って、どこかへいっちゃった!
札に書かれた漢字を突き止めて、「ミコトバヅカイ」のチカラで書き換えないと、みんなが危ない!?
「ミコトバヅカイ」のパートナー「文房師」で幼なじみのお兄さん、樹ちゃんと、 「文房師」ではないけどパートナーに立候補してくれたクラスメイトの八上くん、 三人で力をあわせて、紙の精を見つけなきゃ!
でも、二人はなにか、わたしに言えない“秘密”があるみたいで……?
「そんななら、わたしは樹ちゃんとお役目はやらない」 りんねの言葉に込められた想いとは――?
角川つばさ文庫の伝説級人気シリーズ「いみちぇん!」続編 大切な人を守りたい、想いが廻る第二巻!
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