情緒あふれる博物学入門 ひとと動物たちのパートナー学 おしゃれ犬プードルの我慢と本音は?人間が卵を食べてしまうことをニワトリが知ったら?ヒキガエルのイボイボは何を意味するのか?虐待されても人間に近づくゴキブリの不屈の精神とは?フラミンゴはスーパーモデルの生まれ変わり?キリンと星空を眺めたら?
ハッケはちょっとひと休みして地球上の生き物たちへ目を向けてみたらとアドバイスしてくれたのじゃないでしょうか。現実と空想世界を行ったり来たりしながら、生き物たちと遊んでいるうちに、どことなくくすんで見えた私の日常も、みずみずしい色を取り戻してきたような気がします。――訳者あとがきより
ぼくたちの心の奥にうず巻く生き物たちへの素朴な、とても素朴な疑問。 そして彼らのかくされた生活と意見。
M・ゾーヴァのカラー挿画18枚入り
いろんな生きものについての博物誌です。
どのように見ればこのように見えるのか、首をかしげるのですが、それぞれの生きものの特性をついているので、ためになるかどうかは別として、物の見かたの参考になりにはなりそうです。
サイの章では、別の絵本で題材になっていたような内容もあるので、あながちいい加減に書かれてはいないように思えるところが、不思議な本でした。 (ヒラP21さん 60代・パパ )
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