こぶたのブーはきょうだいが9匹もいました。気の弱いブーはおっぱいを飲むときも、みんなから突き出されてうろうろするばかり。ある日ブーは自分だけのお母さんになってくれる人をさがしに、、小屋を抜け出しました。
きょうだいが9ひき、お母さんはもちろん1ぴき。
おっぱいも、甘えるのも、早いもの勝ち。
要領のわるいこぶたのブーのささやかな夢は、お母さんを独占すること。
もう、可愛くって、いじらしくて、「抱きしめたい!」って思いました。
きょうだいがいる子はもちろん、一人っ子でも、忙しそうなお母さんに思うように甘えられないことってあると思います。
ブーの思いは、わが子の思い。
抱きしめられる期間は、そんなに長くはない。
今日は、思いっきりわが子を抱きしめよう…。
そんなことを感じたお話です。 (しゅうくりぃむさん 40代・ママ 女の子10歳)
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