ぞうのミミカキ…実は孫の手。おろしがね、くつべら、あんぜんピン、ねじくぎなど、いろいろな“もの”がうたう書き下ろし詩集。
まどさんといえば、幼い子が喜ぶ詩を書かれる方と思っていましたが、
この詩集は中高生から大人むけだと思いました。
目次に並ぶ日用品の名前。
どんな詩かと思ったら、どの詩もとても深いのです。
人間が自分たちの便利さのために作った品々を、まどさんはこのように見ているのかと、まどさんのやさしさにふれられます。
まどさんは、どんなものにも愛情を感じているのですね。 (おるがんさん 40代・ママ 女の子、男の子)
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