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ロシア占領下のポーランドで少女時代を過ごし、パリで苦学したマリーは、やがて物理学者キュリーと結婚します。女性で初めてノーベル賞を受けたキュリー夫人の不屈の生涯を描きます。
キュリー夫人の本を読んだのはもう何年も前のことです。けれどもこの本を読んだ時の衝撃は今も忘れることができません。これはひたむきに生きることの大切さを教えてくれたからです。私は20代の頃からいつもハリキリボーイと呼ばれていましたが、その後もいつも前向きに生きてきたつもりです。キュリー夫人は女性化学者、物理学者であり、私がこれまで関わってきた世界とはまったく異なりますが、彼女によって真摯な生き方を教えてもらったと思います。 (水口栄一さん 60代・その他の方 )
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