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電車の混雑には法則があるか? 虫たちはいったい何を考えているのか? 身近な自然や世の中の出来事を、細やかに観察しながら書きつづった明治の物理学者による科学エッセイ。
明治時代の物理学者、寺田寅彦のエッセイです。
線香花火やコンペイトウ、きらわれ者のハエなど、ふつうだったら気にしないようなことを観察して、自然科学を見つめる。やっぱり科学者って、ふだんから目のつけどころがちがうなと感心します。
内容は、むずかしいところもありますが、短い文章なのでじっくり読めます。
寺田先生は「コンペイトウがなくならないように」と書いていますが、今でもちゃんとコンペイトウが残っていることがうれしくなりました。 (どくだみ茶さん 40代・ママ 女の子11歳)
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