石から生まれた猿,孫悟空の波乱に満ちた大冒険を人気童話作家が新しい視点で描く。東洋が生んだ最強ファンタジーが現代によみがえる。
1年生の長男が最近『西遊記』に夢中になり、1冊本を買ったのですが、それはあまりにも簡略化された話なのではないか?と疑問に思い、『西遊記』を読んだことがなかった私も、児童書を何種類か読み比べてみました。
こちらの本は最近人気のシリーズのようで、現在10巻まで出ています。(続きが出る予定なのかわかりませんが。)
それぞれの作者によって、いろいろにアレンジ(子供向けに取捨選択、噛み砕くといったほうがいいかも)されているのですが、このシリーズは、特に「どのようにすごいのか」が、子供にもわかるような表現で描写されているように感じました。
そのようなアレンジが好みかどうかは人によるとおもいますが、字も大きめでふりがながあり、絵も落ち着いていて派手ではなく、読みやすいと思いました。ただ、1年生の息子には量が多すぎると感じられたようです。小学校中学年くらいになれば、長いものでもじっくり読めるお子さんなら楽しめると思います。 (さみはさみさん 40代・ママ 男の子7歳、男の子3歳)
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