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日本の国土の7割が森林で、日本人はそのめぐみをうけてくらしをきずいてきた。木から作る物のほかに、ゆたかな水も土も、酸素も森林がはぐくんでくれたものである。森林のもつはたらきをとおして、自然を守ることのたいせつさを本質的にといかけます。『川は生きている』『道は生きている』につづく3部作の完結編。
小5の息子が読みました。
同じ著者の本には、「道は生きている」「お米は生きている」「海は生きている」「川は生きている」があり、
どれも、歴史や雑学が学べる良書ですし、
高学年に読みやすい文章です。
日本の国土の7割が森なんだそうですが、
世界的に見ても、すごいことなんだそうです。
ヨーロッパの国々は、5割にも満たない国が多いんだそうです。
ドイツは3割だったかな。イギリスやデンマークもそのレベル。
ヨーロッパって森が美しいイメージがありますし、
日本は工業ばっかりしていて、森林を大切にしていないようなイメージがありますが、それはただのイメージです。
なぜ日本には森が多いのか。
この本を読めばわかります。
大人も子どもも勉強になりました。 (Tamiさん 40代・ママ 男の子10歳)
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