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ピラミッドや万里の長城など、子どもたちに親しみやすい古代遺跡をめぐる。世界遺産条約の成りたちや、日本の世界遺産も紹介。
「学習漫画」ではありますが、
全150ページ中、漫画は50ページ、各世界遺産の解説が100ページです。
監修は吉村作治さんで、漫画にも登場し、子どもたちに解説してくれます。
解説部の文字は小さく、
内容的にも世界史を多少理解している小学校高学年以上向けでしょうか。
うちの6歳児も漫画部分だけ読んでいましたが、
どこまで理解できたのやらという感じです。
冒頭は国連やユネスコができた経緯。
そして世界遺産を守ろうと言う提案がされるまで。
きっかけは、エジプトのアスワンハイダム建設で水没する多数の遺跡を、世界中の国がお金を出して、移設したことでした。
最近、世界遺産といえば、
観光地として名を成したい地方行政が躍起になっているという印象を受けますが、
そもそも世界遺産ができた経緯や意義を知ることができ、勉強になりました。
私が学習漫画に期待することは、
理解度の低い小学校低学年でも読める内容であること。
高学年ならば、漫画でなくても、世界遺産について勉強できる本はいくらでもあります。
低学年でも理解できる内容であれば、なおよかったです。 (Tamiさん 40代・ママ 男の子6歳)
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