こぐまのくんちゃんは、今日から小学1年生。 うれしくていつもより早く目を覚ましたくんちゃんは、 お母さんと連れだって家を出ました。 ごきげんなくんちゃんは、道々出会う動物たちに声をかけます。 学校につくと、くんちゃんはお母さんと別れて自分の席に座りましたが、 上級生たちがむずかしい勉強をしている姿に不安になりしまいに教室から逃げ出してしまいます。 先生は、そんなくんちゃんを無理強いせず、さりげなく教室に招き入れます。 勉強と学校の楽しさに気づいたくんちゃんは、翌日から大きな笑顔で学校に通います。 入学・入園を控えた子どもたちにおすすめの一冊です。
2色刷りで、一見は地味な絵本ですが、主人公の”くんちゃん”を通して、子どもの気持ちがよく描かれています。
はじめて学校へ行くときのドキドキ…
でも回りの大人は、そっと見守っています。
卒園前の子どもたちに、読んであげたい一冊です。 (ピンピンさん 50代・その他の方 )
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