心やさしい農夫とその奥さんには永い間子どもがありませんでした。二人はどんなにか子どもが欲しかったことでしょう。ある晩、窓の向こうの木立の中に、ぼぉーっと光っているものを見つけ、二人でその光に向かって歩いてゆくと、そこには…。 ●グリーティング・カードの作家として世界的に有名なフィラヴィアが、娘のリサと共同で作った絵本シリーズ。あたたかく心にしみるお話と、夢のように踊る華麗な色彩。おしゃれなセンスあふれるファンタジックな世界をご覧下さい。
農夫と奥さんに、突然訪れた優しい月の娘との別れは、とても切
ないと思いました。でも二人の為に、母親である月の女神が、
「あなたたちが、ずっと子供をひしがっていたから かあさんが あ
たしをここによこしたの。
この人たちの子に おなりなさいって。」
月の女神の優しさ、思いやりを感じますが、どんなに手話すの
が、悲しかったかと思いました。
美しい蛍は、月の娘の贈り物・人が蛍の不思議な光に、心を
ときめかせ、蛍の幻想的な輝き!来年は、蛍を見に行きたいと
思いました。 (押し寿司さん 60代・じいじ・ばあば )
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