かしのきホテルには、いろいろな鳥や虫が泊まりにきます。ところが、わがままな客の一言でみんな新しいホテルに移ってしまい…。1973年月刊絵本での初版以来、時代を超え読み継がれる絵本、待望の復刊。
久保喬(1906-1998) 日本児童文学者協会発足時のメンバー。小学館文学賞など受賞(「ビルの山ねこ」)。 駒宮録郎(1915-1986) キンダーブック等の絵雑誌で武井武雄などと共に活躍。
「キンダーおはなしえほん」1973年4月号初出。
かしのきの慈愛の深さには驚くばかりですが、考えて見れば圧倒的に
登場する他の木や動物たちと寿命が違うのですね。
小さな生き物たちが何を言っていようが、その命のはかなさを知っていて大きく包んでいる、そんな気がしました。 (グラッツさん 30代・ママ 2歳)
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