昔から人間の暮らしとうまく共存してきた野生動物。しかし、今その被害が問題になっている。本シリーズでは、カラス、シカ、サルなどを通して、野生の鳥獣とその被害について考える。本巻ではカラスを取り扱う。
カラスは人間の日常生活の範囲の中に確実にいますね。
子供が公園で遊んでいるとおやつを奪われるし、サッカーグラウンドではお弁当を狙われていますし・・・
でもこの本を読んでいると、昔から日本人は鷹揚で、カラスに限りませんが、野生生物のエサとなるものを放置していたからなのだと感じました。
そうやって野生生物と共存している側面もあったのかもしれませんね。
けれど現代において、侵入されたくない部分にまでカラスが進出してくることを考えると、やはりカラスは害鳥となってしまっており、そばに寄せない対策が必要なのだと考えさせられました。 (hime59153さん 50代・ママ 男の子12歳)
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