現代の生活の中で当たり前にある「あかり」は、その昔たき火や月あかりによって得られていました。そして、人々は知恵と工夫を重ね、いかに明るく、いかに長くあかりを灯しつづけるかに力を注いできました。本書では、ろうそくを使ったあかり、持ち運べて便利な提灯、江戸時代に広まった行灯など、時代とともに変わってきた「あかり」の歴史を紹介。また、電球や蛍光灯、LEDのしくみもわかりやすく解説しています。
<第1章 あかりのはじまりと火おこし>……月あかりと火のあかり/昔の火おこし <第2章 油を燃やすあかり>……油と灯芯のひみつ/からくり灯具 <第3章 ろうそくを使ったあかり>……和ろうそくは高級品/燭台と手燭 <第4章 明治時代から現代までのあかり>……都市の夜を明るくしたガス灯 <第5章 あかりを楽しむ活用する>……伝えるあかり <第6章 図解でわかる あかりのしくみ>……蛍光灯/LED ほか
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