1年以内に大会で優勝することを条件に、スケートを始めることを母に許された和真。そして、世界ジュニアの切符をかけて戦うライバル、輪と葵。3人の運命は…。天才少年たちの美しく熱き戦いを描く。
中学生の男の子、輪、葵、和真はフィギュア選手。1作目は輪が主人公、2作目は葵が主人公ですが今回は和真が主人公。新人の立場から見ているだけあって、素直で、読者としてもすっと頭に入ります。中学生ながらシニアの最終戦にたくさん残って、自分を表現していく姿が本当に素敵です。中学生で自分のやりたいことが見つかっている人はそんなに多くはないのかなと思うけど、人生を考えるヒントとして子供におすすめしたいです。
3作目の最後で輪が肩の手術に入りますが、続編出して欲しいです。1作目で主人公だったせいか、どうしても応援してしまいます。 (えみりん12さん 30代・ママ 女の子4歳)
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