おかあさんの庭仕事をてつだいながら、 女の子は空想にひたります。 ‘もしも わたしに にわがあれば…’ わたしの にわでは、わたしが おもったとおりに、おはながいろをかえる―ピンクに、あおに、みどりに、むらさき。 それだけじゃなくて、もようまでできるんだから。 わたしがかいがらをまくと、かいがらのおはながそだって、 ジェリービーンズをまくと、おおきなジェリービーンズの木になるの。 女の子のきもちが夢いっぱいにひろがり、心がぱぁっと明るくなれる絵本です。 「こんなお庭があったらいいな、たのしそうなお庭だな」と 子どもたちも想像をふくらませながら共感できることでしょう。読み聞かせにもおすすめ。
庭づくりというと定年した世代の方の定年後の趣味というイメージが強かったのですが、この子は幼いながらにして自分の庭を持ちたいという願望があるのですね。素晴らしい。ただ、この本に出てくるその庭は、あまりにも自分にとって都合のいい庭ではありませんか…?笑 (梅木水晶さん 30代・ママ 女の子6歳、男の子3歳、女の子1歳)
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