朝のひかりで目が覚めたのは、小さなあひるのあかちゃんたち。あしをくねくね、おしりをぴこぴこさせながら、お母さんのうしろを付いて歩きます。向かっているのは、池の中。
「ぽちゃん」
水の中でも、ぷくぷく、ぱちゃぱちゃ、それぞれ大さわぎ。水に頭をつっこめば、おしりがぴょこんと突き出して。その様子の可愛いこと! 水遊びに飽きると、今度は岸に上がってお散歩です。あっちにひょこひょこ、こっちにぴょこぴょこ。色々な動物に出会いながら、好きなところへ歩き出したあかちゃんたち。おやおや、大丈夫かな……?
遊んでいるうちに、どんどん知らないところに行ってみたくなるあひるのあかちゃんたち。ちょっぴりハラハラするけれど、元気な様子を見ていると、それだけで嬉しくなってしまいます。だって、好奇心って抑えられるものじゃないですものね。
このあかちゃんたちの微笑ましい冒険絵本は、初めて絵本を読んでもらう小さな子にも大人気。明るい色彩と、いっぴきいっぴきの愛らしくもダイナミックな動作は、見ていて飽きることがないのです。そして絵の中に溶け込むように登場する、愉快な言葉のリズムを聞きながら、いつしか一緒にお散歩している気持ちになれるのでしょうね。
ああ、楽しかった。たくさん遊んだ後に向かうのは、ぬくぬくでふかふかのあの場所で……おやすみなさい。
(磯崎園子 絵本ナビ編集長)
あひるのあかちゃん、目がさめた。足を くねくね、おしりを ぴこぴこ、さあみんな元気よく、ぼうけんにしゅっぱーつ! ヒヨコたちは好奇心いっぱいで、あっちへぴょこぴょこ、こっちへひょこひょこ……。初めて絵本を読んでもらう子にもぴったりな、明るい色彩と軽やかな文の一冊です。
我が子に初めて買った絵本です。
生後1ヶ月ぐらいのときに買いました。
最初はさすがに反応なかったですが
2ヶ月ぐらいからじっと聞きながら手足をパタパタするようになりました。
4ヵ月の今では表紙を見せただけでパタパタします。
何より絵がかわいいし、色合いも綺麗で私も大好きな絵本です。
よく絵をみるとカエルとかちょうちょとか小さな動物が
あちこちにいて、それを指さしながら読んだりもできます。
擬音語も「あしをぱたぱたしゅっしゅ おしりをぴこぴこぴっ」
って声に出しても可愛い。
我が子が自分で声を出して読むようになったらまた可愛いだろうなあ
と今から顔がにやけます。 (ゆべりいぬさん 20代・ママ 男の子0歳)
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