幼児の心を受けとめるベルギーの秀作絵本
クロチルドは朝からご機嫌ななめ。 何にでもやつあたりして、まるで意地悪な魔女になったみたい。 「自分の部屋で反省しなさい。」パパとママにしかられて、 クロチルドは布団の中にもぐりこみました。―そこは、真っ暗な穴の奥底。 恐ろしいドラゴンがすんでいます。クロチルドは、ドラゴンといっしょに 空を飛んだり、怒りの踊りを踊ったり…。 空想の世界で遊ぶうちに笑顔を取り戻し、現実へと帰っていくクロチルド。 そこには、やさしいパパとママが―。
自我に目覚め始めた子どもたちの心に、そっと手を差し伸べるお話です。
これがわが家なら、気を失いそうなほどのちび魔女ぶり(笑)。ここまでではないけれど、いかりくるってキーキーの光景、わが家でもたまにあります。もう、親子で大共感!
そして、迷い込んだ不思議な世界には、恐ろしいドラゴンが!!この意外な展開は、私たち親子のツボにハマりました☆恐ろしいドラゴンを前にしても、ちび魔女ぶりを貫くクロチルド、素敵☆なんだか、わが家のちび魔女を見る目も、少し寛大になりそう♪
読み終わった後、わが家のちび魔女は、「ちょっとドラゴンにあってくる」と言って、布団の中に消えていきました。(笑) (しゅうくりぃむさん 40代・ママ 女の子5歳)
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