この絵本では、鳥たちのくちばしの形と食べている生き物の関係に焦点をあてました。 同じ場所で同時に多くの鳥たちが一緒に食べ物を食べても、それぞれのくちばしに 合ったものを食べているために争いにならないということがテーマです。 さらに、その干潟に鳥たちの食べるいろいろな生き物が多様にいる、ということも 大切なメッセージです。 この絵本を読んで、一人でも多くの子どもたちが干潟や 水鳥たちの暮らしに興味を持ってくれれば嬉しいですし、また、自分たちを振り返って、 誰もがみんな人と違っていていいんだ、自分の場所が必ずあるんだ、 ということにも気づいてほしいと願っています。
表紙が気に入ったのでこの絵本を選びました。様々な種類の鳥が登場するので楽しく読むことが出来ました。くちばしがなぜそれぞれ違っているのかを分かりやすく説明しているのが良いと思いました。写実的に描かれているので自然の中に実際に出て行ったときも学習しやすいと思いました。 (なびころさん 30代・ママ 女の子4歳)
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