「ふたりでめんどうみれば、たいしたことはないさ」お百姓はおかみさんにそう言って、こぶたを全部買った。ところが農場へ帰ると、なまけて寝てばかり。一人でこぶたたちの世話をしたおかみさんは、ある日とうとう…。ユーモアとウィットいっぱいの楽しい絵本。
なまけもののおひゃくしょうさん、
なんとか言い訳をしてのらりくらりと寝てばかりいます。
「にわにこぶたがさいたらな」
「りんごのきにこぶたがなったらな」
「そらからこぶたがふってきたらな」
このおひゃくしょうさんの発想もとても面白いのですが、
なによりもそれを全部実行してしまうおかみさんがスゴイ!
りんごの木にロープで豚をくくりつけてしまったおかみさんの絵が
とっても印象的です。
そして最後はおかみさんの逆襲!
あわてたおひゃくしょうさん、おかみさんに土下座をして
もうけっしてなまけはしませんと誓います。
全体的にとってもコミカルですが、
最後はほんわかとハッピーエンドなのがとってもいいです。
絵も面白いので、5歳の息子も大変気に入り、
何度も何度も読みました。
(ムスカンさん 30代・ママ 男の子5歳、女の子0歳)
|