江戸時代の習慣や、町の人々の暮らしが自然と目に浮かぶようなお話が4つ収録されています。着ていたものや、すんでいた長屋の様子など、図説コラムもはいって、読み応えたっぷり! もちろんあやかしたちの活躍ぶりも天下一品です。
シリーズ3作が出版されています。
この本は一冊目です。
おおきなおうちの蔵の中に、長い間捨て置かれていたお裁縫箱。
そのお裁縫箱に入っていた3人の付喪神のお話です。
赤い待ち針を紅玉の髪飾りのようにしているのが、繕い物やの
女主人、小僧さんのちょきちと、いつも文句を言っている縫い婆。
この3人、見事なチームワークなんですよ。
江戸の下町で、元気に暮らす3人のお話です。
江戸時代の色々な説明が、丁寧に解説されています。
もちろん絵も素敵です。
(capellaさん 60代・じいじ・ばあば )
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