「ママはね…、ぼくのたった一人のママなんだよ。」 愛とユーモアにあふれたデンマークの絵本。
ぼくのママは、食いしん坊で太ってる。バスに乗れば一人で座席を占領するし、 保護者会ではケーキを9つもたいらげちゃった。恥ずかしくて仕方ないぼくは、 学校が終わっても家へ帰らなかった。最近となりに引っ越してきた、細くてき れいな女の人の子どもになることにしたんだ。でも…
他人の目を気にしてしまう複雑な子ども心と母への愛情の深さを、 ユーモアたっぷりに描いたお話です。
『おじいちゃんがおばけになったわけ』でおなじみ、デンマーク No.1作家の最新作。イラストはユーモアある作風で今、大人気 の高畠那生が描きおろします。
太っててとにかく食いしん坊のママの事が恥ずかしくて一緒にいるのも嫌という男の子。
私も自分の親と一緒にいるのが恥ずかしいと思っていたタイプなのでわかるなぁ。
そんな日々、隣に引っ越してきた女性がまさに理想のママ!
条件を見事クリアし、ママになってもらうことになるんだけど・・・
「ママ」という言葉がなかなか言えずにいる様子には大爆笑でした!
よく次から次へと「マ」の付く言葉が出るもんです(笑)
新しいママはいたって冷静なのもおかしくって、不覚にも・・・「ごちそうさま、マキグソ」なんて下品な言葉に声を出して笑っちゃった私です^^;(笑)
どんなママでも、やっぱりママはたった一人なんだという言葉にはキュンとしました。 (Yuayaさん 20代・ママ 男の子8歳、女の子5歳)
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