田畑精一、神沢利子コンビの絵本の中でも印象的な一冊だ…
自由に遊びまわれる山の動物たちガうらやましい
小さなブナの木が大きくなって…
絵は親しみやすく動きがあって楽しい…
ただし、ブナの木が目鼻を付けた擬人化されているため、
小さな子にはきこりがのこぎりを入れているシーンが
<残酷>と心配されるかもしれない…
けれども次のページで父がそりを子どもたちのために
組み立てている場面があり、そこからのダイナミックな
そり遊びシーンに続くので満足して読み終えることができる…
動物たちが動き回れることを木がうらやましがる
本にはフランスの『あるきだした小さな木』があるが
それはまた別な話… (楽葉さん 60代・じいじ・ばあば )
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