ビリーがすむ街を守っていてくれた風見鶏が、嵐の夜に飛ばされてしまいました。ビリーと友だちは、風見鶏を探しに街に出ましたが、今までひとりで街を歩いたことなどなかったビリーにとっては大冒険でした。
初めて一人で外出するビリーにとって、嵐の後の町はどことなく怖い世界だったでしょう。
大切に思っていた風見鶏が飛ばされてしまうほどの嵐でした。
風見鶏を見つけたときの興奮は、余韻を持ってお話を終えることでとてもきらめいて感じられました。
日本人による作品ですが、どことなく西洋風な作りになっているのも印象的です。 (ヒラP21さん 60代・パパ )
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