雨がようやくあがり、カピバラくんはジジバラと、ふたりで散歩にでかけることになりました。どろどろ道にもなれてくると、カピバラくんはさっそくひとりであそびはじめました。じめんに絵を描いたり、スケートをしたり。ところがいきおいあまって、こけてしまいます。あっというまに、どろだらけ。 「わあ、ぐにょぐにょのどろどろだあ!きもちわるい。くすぐったい、でもきもちいい」とおおはしゃぎです。すると、そこへママバラとバババラが、二人をむかえにやってきました。こんどはむこうから仕事帰りのパパバラが歩いてきます。みんながそっと近づくと、カピバラくんが「ぼく、いいものみつけたよ」といいました。そこには水たまりを気持ちよさそうに泳ぐ、空の雲がありました。
こんな風に思いっきり遊んだら楽しいだろうなぁと、
うらやましくなってしまいました。
カピバラ君は発想力も豊かで本当に楽しそう。
体中泥だらけで家族のみんなに叱られるかと思ったら
最後のページではみんな笑顔。
笑顔の秘密は・・・是非読んでみて下さい。 (まりん♪さん 30代・ママ 女の子13歳)
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