ジェレミーはサムに、いろんなものを見せびらかしますが…。対照的な二人の少年のやりとりをユーモアたっぷりに描く。
絵本作家としてデビューされる前には、医学関連書籍の説明図を専門に書いていたというだけあって、緻密で狂いのない絵が心地よいです。
ストーリーはとてもシンプルで、主人公の男の子にいろんな自慢をしてくるお友達。だけれど、そんなの気にしてないよ、といった内容なのですが、挿絵に遊び心が溢れていて、読み聞かせをしているときも、3歳の娘は絵の中の”不思議”を一生懸命探していました。
シンプルなストーリーと、細やかな絵のバランスがとてもよく、どちらも楽しみながら読みすすめられる一冊でした。 (綿にゃんこさん 30代・ママ )
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