えがおのうらがわに、ほんとのきもちをかくしてる なきたいときは ないてもいいよ、ちゃんとだれかが、みまもっているから。 そんなあたたかいきもちがつたわる絵本です。
おばあちゃんが天国にいってしまい、悲しみに心を閉ざすこぐまは形見の度の合わないめがねをかけつづけます。 そんなこぐまを、うさぎがそっと見守っていました。 ある日、転んだ拍子にめがねが壊れ、こぐまはようやく声をあげて泣くことができたのでした。
だいすきなおばあちゃんと離れ離れになったこぐま。
とても悲しく暗い一人の世界に閉じこもっていますが
その悲しみを乗り越えます。
きっと悲しみを乗り越えるのに亡くなったおばちゃんも
こぐまを応援していたのだと思います。
最後に、どうしてうさぎさんが泣いていたのか
子供にはまだ理解できなかったようでした。 (びりけんままさん 30代・ママ 男の子5歳、女の子3歳)
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