▼ 絵本とあわせて欲しい♪ぬいぐるみやマグカップ、トートバッグなど。 >>「キュッパ」グッズはこちら
何だか一風変わった絵本が届きましたよ。 だって、主人公のキュッパというのは丸太の男の子なんです。でもすごくチャーミングなんです。そのキュッパが好きな事というのが、いろいろなものを集めること。 木の実から枝、なぜか落ちている帽子や靴、ねじやボタン、パイプから扇風機まで・・・もう本当になんでもかんでも。その日いちにちで拾ってきたものを床にずらりと広げてみているページは圧巻!!あーでもワクワクする、ドキドキする。色や形で微妙に整理されている感じもたまりません。子ども心をくすぐられるのでしょうか。 そういえば我が息子も色々な“かけら”を拾ってくる。自分が気になったものばかりだから、やっぱり並べてみると面白い。キラキラしていたものとねじが中心だったかな。 でも、ここからどうするの? キュッパはきちんと分類するんです。分類して、ラベルをつけて棚にしまうのです。だからといって、棚には限界があります。とうとうキュッパの家の引き出しはいっぱいになってしまいました。さてどうしよう。 ここで登場するのが何でも知っているおばあちゃん。おばあちゃんのアドバイス通り、キュッパはひろってきたものをきれいに展示して、なんと博物館を開いてしまうのです!! 思いもよらない展開にぴっくりさせられますが、まだまだお話は終わりません。だって、キュッパは大繁盛しすぎの博物館につかれてやめてしまうんですから。その後の展開は・・・絵本で楽しんでくださいね。 作者のオーシル・カンスタ・ヨンセンはノルウェーの絵本作家。小さい頃からやっぱり収集するのが大好きだったそう。最後はエコのことも考えたりして、きちんとしたお話なんだけど、とにかく個性的な作品。そして、キュッパがいちいち可愛すぎる(笑)。あまりにも可愛いそのキャラクターに、日本ではグッズが販売されているみたいですよ。 何だか今後、どんな作品が生まれてくるのか想像できないだけに、とっても楽しみになってしまいました。
(磯崎園子 絵本ナビ編集長)
キュッパは丸太の男の子。いろいろなものを集めるのが大好き。キュッパは集めたものを分類して 展示しました。展示が終わると記録に残します。最後は芸術作品の出来上がり。
息子は大興奮で読みました。
我が家の子供たちも方々からたくさんのものを集めてきます。
わたしから見ると「ごみ」にしか見えないものに興味を持って拾おうとします。
その時私は「だめだめ!ごみごみ!」と言います。
キュッパが集めてきたものはなんでしょう。
切れたシャワーのヘッドだったり扇風機の羽だったり…
同じにおいのするキュッパに息子は興味津々でした
キュッパのコレクションをみながら「すげー」と羨ましい様子。
なんだか私が考えさせられました。
キュッパのおばあちゃんの姿勢があるべき姿なのかもしれません。
すてきなおばあちゃんです。
自分で行動させて考えさせてまた行動できるように助けてあげる。
理想的ですね。 (らずもねさん 30代・ママ 男の子5歳、男の子2歳、)
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