おたがいのなまえを わすれるくらい、さむかったふゆ。 でも、ふたりですーすー ねむりながらはなしていると あたたかくなってきて、いろいろなことを おもいだしていきました。 どこよりもはやく、はるをよんできた なかよしのふたりのおはなし。
最初の方は、ねむねむさんがずっとショールみたいなものをかぶっていたので、クマ同士の友だちかきょうだいなのかと持っていました。
でも、キツネさんだったんですね〜。
片山健さんのふわふわした優しい絵柄がとてもお話に合っていました。
特に、ふたりが気持ちよさそうにお昼寝をしてしまって……、気が付いたらお日様が傾きだしていたシーンで、見開き1ページを丸々文字が全く書かれていないページがあって、そこがたまらなくよかったです。
文字がないことで、ゆったりまったり時間が過ぎていくのが読み手の私にもとても感じられました。
ただ、この作品を幼児のお子さんたちに紹介するには、やや文章が長いかな?と、思いました。
でも内容的に、できれば3,4歳くらいのお子さんたちから紹介したいんですよ〜(〜_〜;)。
もう少し、文字を省いて絵で見せてくれてもよかったかな……と、思いました。 (てんぐざるさん 40代・ママ 女の子17歳、女の子12歳)
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