カナダのマニトバ州で、10代のおわりにシートンが出会ったのは、美しい雄のミュールジカのスタッグ。その足あとを追っていけば、スタッグに会えると思ったシートンは、雪の中、追跡をはじめます。ところが、オオカミが、シートンを獲物としてねらっていました! また、別の時には、スタッグを追う人間の足あとを見つけます。それが、全住民族チャスカとの出会いでした。シートンは、チャスカから、森の技と先住民族の思想を学びます。スタッグとの出会いで、シートンは、シカの跳躍力のすばらしさを知り、パートナーへの愛の深さを知り、結局スタッグを仕留めることができなくなります。
自然界での弱肉強食。
言葉としてしか学ぶことはなくきましたが、この本を読むとまるで目の前で起こっていることかのように感じ考えさせられます。
シートンって改めてすごい経験をしてきたのだなと!
同じ地球上に生きる仲間として、様々な動物を知ることは、生きる知恵にも学びにもなると感じました。 (まゆみんみんさん 40代・ママ 女の子8歳)
|