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「おまえに まほうのはさみをあげてもよい。おまけのまほうもつけてな」 「まほうの……、はさみ?」
「そうだ。ことばをチョキンと切るはさみだ。切られたことばは、そのままほんとうになる」
このはさみのひみつは だれにももらしてはいけない。たとえ、おしっこをもらしてもな。
かつおぶしが、<かつお>と<ぶし>に!? ことばを切るまほうのはさみで大さわぎ。
ことばへの興味を育む 低学年のためのおはなしシリーズ。
ことばでこんなに遊べるんだ〜と気づかせてくれる児童書です
それにしても「ハサミを無視するから、ハサミムシ」とはのっけからギャグが突っ込まれるところは作者の特徴でしょうか・・・
「かつおぶし」が「かつお」と「ぶし」(?)
いきなり武士が出てきたららビックリするでしょうね〜
でも読み進めていくと言葉遊びだけのお話ではないんです
ともくんは大好きなさわが市動物園の園長さんを助けるために、「まほうのはさみ」を使うのです
そうの方法とは・・・?
はさみむしの「秘密をだれにももらしてはいけない。たとえ、おしっこをもらしてもな」には笑います〜 (風の秋桜さん 40代・その他の方 )
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