その学校は世界の果て(Impasse du monde)にある。 魔女学校に迷いこんだ少女4人の物語。「黒魔女さんが通る!!」とは、ちょっぴりちがう、こわくて、せつない魔法の世界。
なにもかもうまくいかず、家出したアンがたどりついたのは、世界の果てにあるという、古い魔女学校。恋人の過去の姿がありありと目に浮かび、苦しむ少女ジゼル。古書店で夏のアルバイトをしながら、「彼」を待つアリーシア。村のつまはじき者で、復讐のときをうかがうシボーン。世界の果てにある魔女学校は、どこにでもいそうな、そんな少女たちを狙っている。人間を呪う、りっぱな魔女にするために――。
この赤・黒・黄色で描かれたちょっと怪しい表紙。
「世界の果ての魔女学校」ってどんな所〜?とめくってみたくなります(笑)。
本としての物語として読むには、面白い1冊に思いました。
登場人物や出来事には、どんな本でも読み手の好みもありますので、気になったら手に取ってみるのが1番ですね。 (まゆみんみんさん 40代・ママ 女の子9歳)
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