心やさしいライオンくんの成長と友情を描いた人気シリーズ最終巻。 ある日、ライオンくんはけがをして、びょういんにはこばれてしまいました。 ひとりのこされたおくさんライオンは、ライオンくんのかわりに、おきゃくさんを たのしませようとがんばります。どうぶつえんのなかまたちといっしょに、 草花でたてがみをつくり、すてきなオスのライオンにだいへんしん! いちやくにんきものになったおくさんですが……。 ライオンふさいの絆をあたたかくユーモラスに描いたお話です。 デュボアザン夫妻、さいごの共作。
表紙の色とりどりの華やかな草花で飾られたたてがみに惹かれて、図書館から借りてきました。ご機嫌なライオンくんが、前足を怪我して病院に入院することになりました。一人残されてライオンおくさんは、寂しかった。それで、草花で飾ってたてがみを作り、お客様を喜ばせて、「花のたてがみ」のライオンは、人気者のスターになって、すっかりご機嫌!
草花では、枯れてしまうので、髪の毛と色とりどりの糸で立派なたてがみで王様らしいライオンに仕上がり、おくさんライオンはトップスターになりました。でも前足の怪我が治ったご機嫌なライオンくんが戻ってくると、たてがみをとっぱらい元の姿に戻りました。おくさんは、ライオンくんのたてがみにぴったり頬を摺り寄せて、「大好きよ。私はご機嫌なライオンくんのおくさん!」とライオンくんに言うとても素敵なおくさんライオン♪
ライオンくんだって「ぼくだって、大好きさ。ぼくは きみの ご機嫌ライオンさ!」態度も大切だけれど、言葉で伝えることもやっぱり必要だと思いました。いつまでも幸せに夫婦仲良く暮らしてもらいたいとおもいました。最終話ということで、とても残念に思いました。まだまだ続編が読みたいです! (押し寿司さん 60代・じいじ・ばあば )
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