発見と冒険ばかりの毎日、体中に好奇心が満ちあふれた小さな子どもたちに向かって、 「時間ですよ、はい寝なさい。」 なんて言ったって、なかなか素直にスヤスヤ・・・というわけにはいきませんよね。 夜は夜で、とーっても長い時間と知らない世界が待っているんですから。
この絵本『ねんねん ねむねむ おやすみね』は、世界中の子どもたちを気持ちよーく眠りの世界に連れていってくれます。 (大人なんて、タイトルを読んだだけで眠くなってきちゃうのにね!) 「おやまをこえて うみをこえて、くもがどんどん ながれてく。そらがだんだん くらくなる。」 「よぞらに きらきら おほしさま。そろそろふとんに はいろうね。」 「かぜがそよそよ いいきもち。」「ねんねん ねむねむ おやすみね。」 耳に心地よい言葉のリズム、きいていると何だか広い情景が頭に浮かんできませんか? 絵本に目を移せば、青い夜空にきれいな星がきらきら輝いています。 どこかの草むらではヘラジカが、海のそばではイグアナが、たけやぶにはパンダの親子、丘の上にはひつじたちが・・・ みんなみーんな気持ち良さそうな顔して眠りにつこうとしています。 ほらほら、みんながベッドのまわりに集まってきてくれましたよ。 みんなで一緒に「おやすみね。」
可愛い可愛い我が子の寝顔が見たくなったら、この絵本をささやくように読んであげてみてくださいね。 「早く寝なさい!」なんて言うよりも、あっという間に幸せな時間が訪れる予感がしますよ。
(磯崎園子 絵本ナビ編集長)
読み聞かせしてもらうと、ねむたくなってきますよ…… 「空にきらきらお星様。そろそろ、ねんねの時間です。遠いどこかの動物たちも、ねむいねむい、今眠るところ。さぁ、あなたも眠りましょう。みんないっしょに、おやすみね」
詩のようなリズムの心地よい文章で、眠りにつく小さな子供と動物たちを描いた絵本。 「ねむい ねむい」「ねんねん ねむねむ」の繰り返し言葉を聞いていると、気持ちがよくなって寝てしまいそうになります。おやすみ前にぜひ読んであげたい絵本です。
「くまちゃんシリーズ」「だいすきぎゅっぎゅっ」で可愛い絵に魅了され,こちらの絵本も読ませていただきました。
おやすみ前にぴったりな絵本だと思います!
ヘラジカにイグアナにプレーリードッグ,小さな子供が普段あまり耳にすることのない動物が出てくるところが新鮮でよかったです。
ほんわか温かい気持ちになる絵本で,大人の私も癒されました。
我が家には4歳幼稚園年少さんの娘がいますが,生まれてから4歳前くらいまで本当に夜の寝かしつけに苦労した子で。。その頃この絵本に出会っていたら穏やかな気持ちで寝かしつけできたかな〜なんて思ってしまいました(笑)。 (まゆみんみんさん 30代・ママ 女の子4歳)
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