昔々、背の高いハルの木と小さなザグの木は、仲良く助け合って暮らしていた。ところが、仲の良い2本の木をうらやんだハイラスの木は、何とかして2本の木を引き離そうと考え…。友だちの大切さがわかる絵本。
モンゴルに育っている木が擬人化されたお話です。
仲のいい2人組みをうらやんだほかのひとりが
それぞれに悪口を吹き込み
仲たがいさせるというもの。
中のいい二人を引き裂いたわりに
どちらかと仲良くなることもないという
コドモには少し納得しがたいオチのようです。
こういう設定って
全世界共通なのでしょうかね。
モンゴルらしさを求めると
少し肩透かしかもしれませんが
お友達とのかかわりをテーマとした
普遍の物語だと思います。 (やこちんさん 40代・ママ 女の子8歳)
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